論文執筆のTODOリストを自動生成すると便利だった
下みたいなファイルを自動的に生成するようにしたら論文執筆が捗ったような気がしたので,ここに報告しておきます.
一行目はEmacsで開いたときにgrep-modeで開くようにするための設定です. これを入れておくと,n/pキーでカーソルを移動させてTODOをマークした行に素早くジャンプできるので作業が捗りました.
TODOリストの生成
ボスや先輩に赤入れしてもらった論文を修正するとき,該当箇所のTeXのソースコード中に指摘された内容をコメントでメモしておきます.このときコメントにTODOという文字列を入れておきます.
\section{序論}
...
% TODO: 図を入れる
% TODO: 言い回しを工夫する
...
これを下のような感じのシェルスクリプトで処理します.このスクリプトはgrepでTODOコメントの行だけ抽出してTODOというファイル名で保存します.
#!/bin/sh
TODO=`grep -nH -e '%\s*TODO:' *.tex`
COUNT=`echo "$TODO" | wc -l`
(echo "-*- mode:grep -*-"
echo "$COUNT TODO found:"
echo "$TODO") > TODO
これを実行すると最初の画像のようなTODOリストが出来上がります.
Makefileでコンパイル時に上記のスクリプトも一緒に実行するようにしておくと尚良しです.